スイス旅行2002
ツェルマット〜チューリッヒ:ゴルナーグラート(1)

 スイス旅行7日目は鉄道での大移動の1日でした。朝食もそこそこに天気の回復を期待して単独で昨日のゴルナーグラートへリベンジのため再挑戦(他のメンバーはゆっくりとスネガ台地へ逆さマッターホルンを見に)、その後ツェルマットに戻りメンバーと合流し、一路チューリッヒに向かう。ツェルマットからはパノラマカーのある氷河特急でクールを目指す。氷河特急は私鉄のBVZ鉄道、FO鉄道、RhB鉄道が顧客の利便性を考え1930年に登場した列車で、スイス鉄道の中でも最も人気のある鉄道である。ツェルマットを10:10に出発し、一昨日ツェルマットに来たときのルートを逆走しフィスプに到着、ここからははじめての線となりFO鉄道との分岐駅ブリークをめざした。ここで機関車をFO鉄道の機関車に変更し鉄道の旅を楽しむ。途中アンデルマットで連結された食堂車に乗り込み、ここでしか楽しめない昼食を堪能した。食事を楽しんでいる間に本鉄道の最高峰を通過、さらにRhB鉄道との分岐点ディセンティスで再度機関車を変更した後、クールで氷河特急を下車、国鉄に乗り換えて一路チューリッヒを目指した。チューリッヒに到着したのは17:00過ぎで約7時間の鉄道による移動を楽しんだ。

この日の行動は下表の通りであった。
   
本日の行程は地図と表を参照してください。
場所名 乗り物/目的
ツェルマット 前夜の宿泊地
GGB登山電車
(ZSB鉄道)
ゴルナーグラート
スネガ台地
ゴルナー氷河展望
単独行動
(マッターホルン展望:他メンバー行動)
GGB登山電車
(ZSB鉄道)
ツェルマット
乗り換え
BVZ鉄道
ブリーク
氷河特急
FO鉄道
アンデルマット
氷河特急、昼食
FO鉄道
ディセンティス
氷河特急
RhB鉄道
クール
乗り継ぎ
スイス国鉄
チューリッヒ
市内散策
宿泊地

荷物を同室のメンバーに預け、朝食もそこそこに地下のトンネルをぬけてホテルの外に出ると、晴れ間があった空が曇ってしまい雨まで降り出していた。やっぱりだめかと思いながらも、再挑戦と決めた以上、天気の回復を願ってゴルナーグラート山電車に乗り込んだ。昨日より30分程度早い電車のためか、まだ人は少なく、昨日のような連結は見られなかった。
ゴルナーグラートに向けて進むにつれて、雲の切れ間ができるようになり、ところどころで青空と遠くの景色が見えるようになってきた。マッターホルン側も雲の切れ目が出来、完全な姿ではなかったが青空を背景にした山を見ることができるようになったため、ゴルナーグラートからの眺望に少し期待がもてるようになった。

以下はゴルナーグラートまでのゴルナーグラート登山電車(GGB)の切符と乗車時の様子です。

2回目の
ゴルナーグラート登山電車(GGB)の切符

ゴルナーグラートへ行く途中、マッタ−ホルンが何とか見えてくるようになりました。
※枠のある写真をクリックすると拡大表示します。※時間は現地時間です。

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