エコカー(プリウス)のエコ運転独断解説
第一章 エコカー(プリウス)のエコ運転三原則


 エコカー(プリウス)購入後のドライブ情報をやっと掲載できるようになったので、この機会をとらえ、独断と偏見で実施している独自のエコ運転術(燃費向上策)をついでに紹介してみようと思い立ち、このようなHPを作ってみました。正しい情報だけではないかもしれませんが、自身の車ではそれなりの効果が出ていると思っていますので、興味のある方は参考にしていただければと思います。
 なお、一度にすべての情報を掲載するのは難しいため、ドライブ情報の掲載に合わせて、順次追加する形を取らさせていただきます。

第一章 エコカー(プリウス)のエコ運転三原則

   購入後、最初のドライブではそれまで所有していたガソリン車と同様の運転を実施しましたが、期待程の燃費向上がありませんでした。それは当然なことで、これまでと同様の運転では、多くの場合、モーターとガソリンエンジンを併用する形の走行となるため、エネルギーを無駄遣いする形になり、期待した程の燃費向上にはなっていませんでした。
 すなわち、期待以上の燃費向上を目指すためにはエコカー(プリウス)の特性を引き出す運転を行う必要があります。

 それでは、エコカー(プリウス)の特性とはなんでしょうか。エコカー(プリウス)はハイブリットカーです。ガソリンを使わず蓄電された電気を使いモーターで走行する距離が大きくなることで、期待以上の燃費向上を実現することが可能となるわけです。このことを理解すれば、後は計器を見ながらこれを実践できるようになれば良いわけです。しかし、いきなり細かい運転術を上げても、これまで見についている運転術とのギャップがあるため、理解しずらいと思いますので、ここでは計器の情報は別にして、これまでの運転術との違いを三原則として説明します。

 

 原則1: アクセルは必要な時以外はペダルから足を離す。

 
  • 運転中に車のハイブリットシステムに人が介在できるのは、アクセルとブレーキの操縦だけです。特にアクセルはこの介在具合により、モーターが作動したり、ガソリンエンジンが作動したりします。いずれの場合でも、電気やガソリンもしくは両方を供給することになり、電気や燃料の無駄使いになってしまします。
 

 原則2: 加速する際はマニアル車のギアチェンジを行うようにアクセルの踏込/離すを2,3回繰り返す。   

 
  • マニアル車は加速する際、ギアを段階的に上げていくため、ギアチェンジの際、回転数を合わすため加速を止める必要がありアクセルを戻します。これと同じような感覚でアクセルを離します。これにより、スピードが上がった段階でも、簡単にモーター走行に戻すことができます。エコカー(プリウス)の場合、ガソリンエンジン走行を始めると、アクセルを徐々に戻していっても簡単にはガソリンエンジンでの走行を止めません。確実に止めさせるためには、原則1の方法を取る必要があるため、このような運転術が効果を発揮します。 また、これを行うことにより、アクセルを踏み込んだままの状態より、早めに高速用のギアにギアが切り替わるようです。

 

 原則3: ブレーキは早めにゆっくりと踏み込む。

 
  • いかなる場合でも急ブレーキが良くないのは当たり前ですが、ハイブリット車は回生ブレーキを採用しているため、ブレーキの踏み方で蓄電量が異なってしまいます。蓄電量は踏み込み時の強さと時間できまりますが、車の制動は踏込時の強さが大きいと短時間で終了(車はすぐ止まる)しますし、ある一定以上の強さは蓄電にまわされないようなので、早めにゆっくり踏み込むことで、蓄電量をかせぐことができます。
 これらを実践するだけで、これまでより燃費は改善されているはずです。
 第二章「計器を見ながらの基本運転術」については次のページを参照ください。
 
 

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