イタリア旅行2003 ヴェネティア(ヴェネティア(ベニス)):ヴェネティア(ベニス)の観光 |
ヴェネティア(ベニス)の歴史は6世紀に遡る。当時、侵入者に襲われたため住人はラグーナ(潟)の小さな島々に移り住むことを余儀なくされた。これが今日の水の都の始まりだそうだ。最盛期は15,16世紀で、世界の人々が驚嘆する水上都市に発展したとのこと。その後、イタリア諸国とヨーロッパ諸国の同盟で勢力は弱められ次第に力を失い1866年にイタリアに統合され今日に至っている。
ヴェネティア(ベニス)の観光はサンマルコ広場を中心に始まります。入り組んだ水路と狭い道路が縦横に走っておりどこにいるかわからなくても、主要な場所にはサンマルコ広場への方向が掲げてある。主要な観光地は1km四方の中にあり、交通手段が限られていても地図さえ読めれ徒歩だけで十分見て回ることができる。
今回訪問した場所は以下のとおりです。位置関係は下の地図を参照ください。
訪問地 | コメント | ||
1 | サンマルコ広場 | ヴェネティア(ベニス)の政治、宗教、文化の中心として、サン・マルコ大聖堂やドゥカーレ宮殿など主要な建物が集まる広場。12世紀頃から広場の形が整い始め、16世紀半ばの新行政長官府の建造により三方向を大理石の柱廊に囲まれた大広間のような空間が完成した。 約96mの鐘楼や時計塔がある。残念ながら時計塔は改修中だった。 |
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2 | ドゥカーレ宮殿 | ヴェネティア(ベニス)共和国の歴代のドージュ(総督)の住居、政治、司法の中枢だった建物。 内部はヴェネティア(ベニス)派画家の絵画で飾られている。 隣接する牢獄との間にはため息橋がかかっている。 |
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3 | サン・マルコ大聖堂 | 町の守護聖人、聖マルコの遺骨を祭るため11世紀に建てられたもので、東洋的な丸屋根を持ち、壁面は金箔地のモザイクで埋め尽くされている。 | |
4 | アカデミア橋 | 大運河にかかる3つの橋の一つ。木製の橋で渡った先にはアカデミア美術館がある。 ここから見た運河越しのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は一見の価値がある。ペスト終焉を感謝して聖母マリアに捧げられたもので、真っ白な大理石が八角形を描き、運河の水と太陽に照らし出された輝く姿はこの町の象徴とも言える。 |
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5 | リアルト橋 | 大運河にかかる3つの橋の一つで、大運河の中程の幅が最も狭くなった所にかかるアーチ形の橋である。昔は木製だったが16世紀末に現在の石造りに変えられている。アーチが回廊風に並ぶ長さ48mの橋の上には貴金属店と皮革製品の店が並び、この界隈は一日中人であふれており、活気に満ちている。 | |
6 | 鐘楼 | サン・マルコ広場にそびえる高さ96.8mの鐘楼。赤いレンガ造りで天を突くようなシンプルなフォルムは寺院とは対照的である。エレベータで展望台まで昇れ、まわりの島々や町を一望できる。 | |
7 | ゴンドラツアー | 春から秋の夕方から夜にかけては、ゴンドラに乗ってカンツォーネを楽しむゴンドラ・セレナーデというツアーが催されている。今回の旅行ではオプショナルツアーになっていたが、参加者が多く4漕に分乗しての遊覧だったため(2漕目に歌手と演奏者が同乗、私が乗ったのは4漕目だった)、狭い運河を進行中はなかなか聞き惚れることはできなかった。 |
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緑の点線は観光地を徒歩で散策した時の経路、青の点線はゴンドラツアーのコースを示しています。 地図上の下線付きの地名をクリックすると該当ページにジャンプします。 |
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ゴンドラ乗り場 | サン・マルコ大聖堂 | |
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サン・マルコ大聖堂の尖塔にある彫像類 | ||
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サン・マルコ広場 | ||
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改修中の時計台 | 鐘楼と屋根の頂上にある金の彫像 |
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