スイス旅行2002
ルツェルン観光(2)

 ドイツ語圏の街の中で一番人気があると言われているルツェルンは自然から人文まで一通りの観光資源がそろっていた。早朝の短い時間での観光だったため一部しか見学することができなかったが、昨年の東欧とは異なった雰囲気で、中世を感じさせてくれた。
訪問した場所 コメント
カペル(チャペル)橋 1333年に完成したヨーロッパ最古の木橋。屋根の梁には中世期の板絵が飾られている。
オリジナルは17世紀の画家ハインリッヒ・ヴェークマンによるもので、スイス史上の重要な出来事とルツェルンの守護聖人の生涯が描かれているとのことだった。1993年の火事で焼失したためか、一部は黒こげのものがあった。
ライオン記念碑 フランス革命で全滅したスイス兵の慰霊碑。ルイ16世とマリー・アントワネットを守るために戦死したスイス人の傭兵786名を瀕死のライオンに見立てている。心臓を射抜かれたライオンが、ブルボン王朝の象徴のユリの刻まれた盾を瀕死の状態で抱いている姿が岩に掘られていた。
氷河公園 浸食によってできた”ポットホール(氷河溝)”が見学できたらしいが、9:00からの開園とのことで、予定の列車に間に合わないと困るので中に入るのを断念しました。
ホープ教会 735年に創建された美しい尖塔を持つ教会。当初はロマネスク様式だったが、14世紀にゴシック様式に立て直された。1633年に火災で大部分を焼失したが、尖塔だけは被害を免れ今に至る。現在の建物はルネッサンス様式で再建されたものとのこと。4950本のパイプで作られたオルガンはスイスで最も美しい音色を持つと言われる。
残念ながらミサの最中でオルガンを撮影することはできなかった。
フィーアヴァルトシュテッテ湖 ルツェルン市の東側にある湖で水を満面に湛えていた。

ライオン記念碑
ホープ教会正面 ホープ教会石段からの眺め ホープ教会の尖塔
ホープ教会内部 教会横の墓地
市立美術館 ホープ教会近くから見たロイス河口 湖には至る所に白鳥が
フィーアヴァルトシュテッテ湖畔の様子
※枠のある写真をクリックすると拡大表示します。※時間は現地時間です。

先頭 前ページ 次ページ 最後 ロンドン観光トップページ 閉じる chusanのホームページトップ
7/55 ページ