スイス旅行2008  
トゥリュンメルバッハの滝

 4日目はベルナーオーバーラント三山を眺望できる主要スポットの一つであるシルトホルン、アルメントフーベル、メンリッヘンを周遊しました。この日も天気は良くならず期待していた三山の眺望は達成できませんでしたが、観光立国スイスの素晴らしさを感じることはできました。
 昨夜宿泊したシーニゲプラッテを朝出発する時は、夏なのに雪が舞うということを経験することになり、驚きからスタートしました。シーニゲプラッテ鉄道でヴィルダーズヴィルに下山した時はさすがに雨になっており、相変わらずの天気にちょっとうんざりの状況でしたが、この日の最初の訪問地はトリュンメルバッハの滝のため、どんな天気であろうとほとんど関係ありませんでした。ここは2度目の訪問でしたが、あいかわらず断崖の中を削り穴の中を流れ落ちる滝は、青空とは無縁に豪快な水飛沫をあげながらものすごい勢いで落ちていき、あたり一面を濡らしてしまっていました。初めてスイスを訪れた時、まず滝の多さに驚いたのですが、最も驚いたのは、このトリュンメルバッハの滝でした。普通の滝とは異なり、外から眺めることができないばかりか、その全貌を見ることも許されず、目と鼻の先に生じる滝の豪快な流れを部分々々で垣間見ることしかできません。日本にも秘境にあるため、遠くからその一部しか眺められない滝はありますが、目の前まで行けるのに、その全貌を見ることができない滝というのは見聞きしたことがなく、自然の造形の深さに驚かされます。今回もこの感動は変わらず、初めて訪れた仲間になぜか自慢していました。残念なのは、写真ではこの凄さをなかなか表現できないことです。

 ※この日の行程は以下のようになりました。


2008/7/14(月)の行程
交通機関・便名
観光地・観光内容等
出発地 時刻 到着地 時刻
朝食  ホテルのレストラン   7:20   7:45
トゥリュンメルバッハの滝 徒歩 ホテル 8:00 シーニゲプラッテ 8:05
シーニゲプラッテ鉄道 シーニゲプラッテ 8:21 ヴィルダーズヴィル 9:13
ベルナー・オーバーラント鉄道 ヴィルダーズヴィル 9:40 ラウターブルンネン  9:55
ポストバス ラウターブルンネン 10:05 トゥリュンメルバッハフォール 10:12
散策   10:15    11:05
ポストバス トゥリュンメルバッハフォール 11:12 シュテヒェルベルク 11:17
シルトホルン      ロープウェイ シュテヒェルベルク 11:25 ギンメルヴァルト 11:30
ギンメルヴァルト 11:30 ミューレンLSMS-lsms 11:35
ミューレンLSMS-lsms 11:40 ビルク 11:53
ビルク 11:53 シルトホルン  11:57
散策・休憩 12:00 12:25
ロープウェイ  シルトホルン 12:33 ビルク 12:40
 ビルク 12:40 ミューレンLSMS-lsms 12:50
アルメントフーベル~ミューレン ハイキング 徒歩 ミューレンLSMS-lsms 12:50 ミューレンLSMS-sbm 13:00
ケーブルカー ミューレンLSMS-sbm 13:00 アルメントフーベル 13:04
昼食   13:10   13:45
ハイキング アルメントフーベル  13:45 ミューレンBLM 14:45
ラウターブルンネン・ミューレン鉄道 ミューレンBLM 14:51 グリュッチュアルプ 15:08
ロープウェイ グリュッチュアルプ 15:08 ラウターブルンネン 15:13
メンリッヒェン      ヴェンゲンアルプ鉄道 ラウターブルンネン 15:39 ヴェンゲン 15:53
ロープウェイ ヴェンゲン 16:00 メンリッヒェンLWM 16:05
徒歩 メンリッヒェンLWM 16:05 メンリッヒェンGGM 16:10
ゴンドラ  メンリッヒェンGGM 16:10 グリンデルワルドグランドGGM 16:50
ヴェンゲンアルプ鉄道 グリンデルワルドグランド 17:08 グリンデルワルド 17:12
徒歩 グリンデルワルド 17:15 ホテル 17:15
夕食   ホテルのレストラン   19:00   20:45


シーニゲプラッテ
ヴィルダーズヴィル 
ラウターブルンネン
トゥリュンメルバッハ
シュテヒェルベルク
ギンメルヴァルト
ミューレン
ビルク
シルトホルン
10 アルメントフーベル
11 グリュッチュアルプ
12 ヴェンゲン
13 メンリッヒェン
14 グリンデルワルドグランド
15  グリンデルワルド
ベルナーオーバーラントパンフレットより  (7/14の行程)

シーニゲプラッテホテルからの眺め
雲で何も見えず
ホテルの階段踊り場に置かれていたはく製(マーモット、アイベックス)
19世紀にタイムスリップした感じのホテルの様子
部屋にはテレビが置いてないだけでなく、バス、トイレ、洗面所もありませんでした
雪が舞っていました
雪が積もり始めていました 始発の電車で下山するため駅に移動 始発が雪降る中で到着
この車両で下山します
ヴィルダーズヴィル駅に到着 雨は止んでいましたが
相変わらずの景色でした
今日も名物車掌は元気に接客  インターラーケン行の電車が到着
反対側からクライネシャイデック行
の電車が到着この電車に乗車
車内のテーブルの路線図 クライネシャイデックからは
ポストバスでトゥリュンメルバッハへ
トゥリュンメルバッハの滝案内板
トゥリュンメルバッハの滝
ビューポイント案内
滝は洞窟から勢いよく飛び出す 飛び出した滝が川に流れ込む 他のビューポイントへは
ケーブルカーで上昇
反対側にも流れ落ちる滝が
アエーガーテンバッハの滝
 滝は断崖を穿って穴に流れ落ちていく 岩の裂け目の展望回廊
洞窟の中へと 岩間をすさまじい勢いで流れ落ちていく 豪快な勢いで目前に流れ落ちる
水飛沫の洗礼 日本ではまずお目にかかれない岩間を豪快に流れ落ちる滝の様子
このようなアングルでしか
滝の落ちる様を見られない
シュピスバッハの滝と
シュタウプバッハの滝
 
 シュピスバッハの滝 シルトホルンがうっすらと
見えていました
※枠のある写真をクリックすると拡大表示します。※時間は現地時間です。

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