スイス旅行2008 
旅行概要

 2008年はスイスを旅行しました。2002年、2004年に続き、3度目の訪問です。10日余の日程で、鉄道およびバスや船、ロープウェイやケーブルカー、ゴンドラまでを利用しスイス国内をほぼ一周しました。今回は壮年男性4人での旅行となりましたが、小生の行いが悪かったのか、天気にはあまり恵まれず、アクシデントもいろいろありました。しかし、これまで訪れたことのない地域や観光地を数多く訪れることができだけでなく、自然と人工が融合した美しさに魅せられて、さらにスイスを気に入ってしまいました。

月日 訪問地 旅行日程
7/11
(金)
1日目 スイス

(エンゲルベルグ)
 成田10:25発のスイス航空便(LX161便)でスイスのチューリッヒを目指し出発。今年はエコノミークラスにレベルダウンでしたが、他のメンバー3人がすべてファーストクラスだったため、空港ではゲスト待遇でファーストラウンジ等を利用させてもらうことができました。飛行機はほぼ定刻通り現地時間16時頃にチューリッヒに到着。その後チューリッヒ空港から鉄道に乗り換えルツェルン経由でエンゲルベルグを目指しました。残念ながら天気が今一なうえ、鉄道はどんどん山の中に入って登っていくため心細くなっていきましたが、目的地が近づと急に開けた場所になり、不思議な気分になったころ、予定通り19時過ぎにエンゲルベルグに到着しました。この日はエンゲルベルグ駅近くのホテルに宿泊。ホテルのレストランで軽い夕食をとり、明日からのスケジュールに備えて就寝しました。
7/12
(土)
2日目 スイス

(ティトゥリス、
リギ、
ピラトゥス、
ルツェルン)
 期待で臨んだ2日目でしたが、朝から雨が降っており、残念な1日となりました。この日の最初の目的地はティトゥリスです。エンゲルベルグ駅近くにあるゴンドラ乗り場に着く頃には雨になり、切符を買おうとするとコンピュータの故障で8:30まで発券できないとのことで、いきなり予定が狂ってしまいました。8:30過ぎに発券してもらい、ゴンドラに乗りティトゥリスの展望台を目指しましたが、天気は悪くなる一方で視界は最悪に近い状態でした。途中駅からはここの売りである回転するゴンドラに乗りましたが、期待した360度のパノラマを楽しむこともできず、近くの景色が見えるだけで残念な結果となりました。ティトゥリスに着いても景色を楽しめないため、グレイシャーケーブ(氷穴)を散策した後、展望台から撮影をしただけで、エンゲルベルグに戻り次の目的地リギに鉄道を乗り継いで向かいました。
 リギでの天気はさらに悪く、頂上の視界は数メートル先が霞んで見えない状態だった
ため、予定を早め、登りに使った青い登山鉄道とは別の赤い登山鉄道で反対側に下山し、次の目的地ピラトゥスに向かいました。その後フィーアヴァルトシュテッター湖(別名:ルツェルン湖)を蒸気船で横断し、世界一急勾配というピラトゥスの登山電車を利用しピラトゥスに到着しました。しかし、ピラトゥスも同様の天気で視界が悪いため、展望は諦め下山し、この日の宿泊地ルツェルンに向かいました。ここでも登ってきた方向とは反対側に降りられるロープウェイを利用し、ゴンドラおよびバスを乗り継いでルツェルンに到着しました。夕食はレストランで名物料理「ルツェルナー・クーゲリー・パステーテ」を食べることにしていましたが、週末のためか予約がなければ入れない所が多く、街外れの所にあるレストランでやっと名物料理を食べることができました。さらに成田空港で預けた荷物が先回りしてルツェルンに届くことになっていたのですが、この日のうちには届かないというアクシデントも起きてしまいました。
7/13
(日)
3日目 スイス

(ルツェルン、ブリエンツ、
シーニゲプラッテ)
 3日目も天気には恵まれませんでした。いや、この日は運(?)にも恵まれていませんでした。朝食後、ルツェルンの市内観光を行い、カペル橋、シュプロイヤー橋、ライオン記念碑、ホープ教会、フィーアヴァルトシュテッター湖(別名:ルツェルン湖)等を散策し、ホテルに戻り、ギリギリに届いた荷物をリックのものと入れ替えてルツェルン駅に向かいました。荷物はルツェルン駅でグリンデルワルド駅に発送し、再びリック一つでの移動です。ここでアクシデントが発生、安いリックだったためかバックルが壊れてしまいました。幸い直接紐を結ぶことで肩からつるすことができたため、大きな影響は受けずに済みました。気を取り直して次の目的地ロートホルンを目指しました。シュプハイムまでは列車に乗り移動しましたが、ここでメンバーの一人が自身の財布がないことに気づき、昨夜のホテルに忘れたのではないかとなり、旅は続けましたが、結局、財布は出てきませんでした。さらに、シュプハイムの駅で下車する際、もう一人のメンバーが三脚を網棚に置いたまま列車を降りてしまい、三脚なしとなってしまいました。
 再度、全員気を取り直して、シュプハイムからはバスでソーレンベルクに行き、そこからはケーブルカーに乗りロートホルンを目指しました。ロートホルンは前回(2002年に)訪れた時と同様に雲の中で展望を楽しむことはできませんでした。諦めて昼食を済まし、前回利用したロートホルン鉄道で下山する予定にしていましたが、天気が悪いため本数を間引きしているとのことで、予定より早い便で下山することになりました。ロートホルン鉄道の終着駅ブリエンツからは国鉄でインターラーケン・オスト駅まで行き、インターラーケン・オストからはベルナー・オーバーラント鉄道に乗り換えヴィルダーズヴィル駅に向かいました。さらにここでシーニゲプラッテ鉄道に乗り換えてシーニゲプラッテに向かいました。シーニゲプラッテに到着後は高山植物園を訪れ可憐な花々を堪能しました。本来はベルナー・オーバーランドの山々が一望できるはずだったのですが、見ることはできませんでした。この日はここで唯一のホテルに宿泊しましたが、19世紀を思わせるようなホテルの佇まいに驚かされただけでなく、他のお客ともまったく遭遇することはありませんでした。
7/14
(月)
4日目 スイス

(トリュンメルバッハ、
シルトホルン、
アルメントフーベル、
ブルメンタール、
ミューレン、
メンリッヘン、
グリンデルワルド)
 4日目も天気は良くありませんでした。朝目覚めると、さすが2000mの高地、雨ではなく雪が舞っていました。この日もスケジュールが目白押しのため、前回(2004年)訪問時に堪能できたユングフラウ三山の景色を見ることもなく、朝食を済ました後はシーニゲプラッテ鉄道の始発で下山しました。ヴィルダーズヴィル駅からはベルナー・オーバーラント鉄道でラウターブルンネン・グリンデルワルド行きの列車に乗り、ラウターブルンネンに向かいました。ラウターブルンネンからはバスに乗り換え、本日の最初の目的地、トゥリュンメルバッハで降車して、トゥリュンメルバッハの滝を見に行きました。滝は以前訪れた時と同様に轟音を轟かせながら岩穴の中を豪快に水飛沫をあげながら落ちていました。ここは雨も青空もほとんど関係ないことを再び実感しました。
 再びバスに乗り、シュテッヒェルベルグに向かいました。シュテッヒェルベルグからはロープウェイを乗り継いででシルトホルンを目指しました。天気は少し回復してきましたが、シルトホルンでも残念ながら視界が悪く景色を堪能することはできませんでした帰りはミューレンでロープウェイを降り、ケーブルカーでアルメントフーベルに向かい昼食を摂った後、多少小雨が残っていましたが、ミューレンまでハイキングで楽しみました。空も少し明るくなり、山々に垂れ込めていた雲も次第に薄らいで行き、近くの山々は見えるようになってきていましたが、2000m以上はきれいに雪を頂いており雪景色を楽しむことになりました。ミューレンからはラウターブルンネン・ミューレン鉄道を利用し、ラウターブルンネンに戻り、ラウターブルンネンからヴェンゲンまでヴェンゲンアルプ鉄道で移動、ヴェンゲンからはメンリッヘン経由でグルントまでロープウェイ/ゴンドラで移動しました。メンリッヘンを過ぎるとアイガーが少し顔を見せてくれるようになり、明日以降への期待が膨らみました。グルントからはヴェンゲンアルプ鉄道で今日の宿泊地グリンデルワルドに向かいました。到着後はホテルで夕食を摂りましたが、終わるころには青空が顔をのぞかせるようになり、アイガーも夕日を浴びながら見えていましたが、珍しいことに雪を頂いていました。
7/15
(火)
5日目 スイス

(グリンデルワルド、
ユングフラウヨッホ、
クライネ・シャイデック、
ベルン)
 5日目はやっと好天に恵まれました。午前中はユングフラウヨッホ周辺を散策し、午後はベルンに向かいました。荷物をツェルマットまで預けグリンデルワルドから見た風景を撮影した後、ヴェンゲンアルプ鉄道およびユングフラウ鉄道を利用しユングフラウヨッホに向かいました。前回(2002年)同様、途中駅からの展望を楽しんだ後、ユングフラウヨッホでは氷の宮殿を散策し、プラトー展望台、スフィンクス展望台からの眺望を楽しみました。帰りはアイガーグレッチャー駅からハイキングでクライネ・シャイデックまで降りる計画になっていましたが、雪で覆われていたり、濡れていたりする部分もあったため計画を変更し、クライネ・シャイデックだけを散策することにしました。
 クライネ・シャイデックで昼食後、今朝のルートを逆走し、グリンデルワルドからはベルナー・オーバーラント鉄道でインターラーケン・オスト駅へ、そこからインターシティでベルンを目指しました
。ベルンでは市内を散策し、牢獄塔、時計塔等を見て回り、大聖堂クマ公園、バラ園を観光、見晴台やバラ園からの展望を楽しみました。また、バスやトラムを利用し街の南側に渡りこちらからの風景も楽しみました。
 夜はコルンハウス(穀物貯蔵庫)の地下にあるレストラン コルンハウスケラーでこの地の名物料理「ベルナープラッテ」を頂きました
7/16
(水)
6日目 スイス

(シュピーツ、モントルー、
シヨン、
ジュネーブ)

フランス

(シャモニー)
 6日目も良い天気でした。この日は列車でまずモントルーを目指しました。ベルン駅に着くとちょうどフランス行きのTGVが停車していたため、にわか鉄道ファンとなり記念撮影をしました。その後インターシティに乗りシュピーツに移動、そこからゴールデンパスに乗車しましたゴールデンパスライン・パノラミックは前回(2002年)の時は展望車の2列目でしたが、今回は最前列に陣取ってモントルーへモントルーではレマン湖畔で昼食を摂った後シヨン城を見学しましたシヨン城は内部の展示が少し変わっており、観光客のためにいろいろ努力されているのだなと感心しましたその後レマン湖沿いに国鉄を利用しローザンヌ経由でジュネーブに行きました。ジュネーブでは市内を散策し、宗教改革記念碑サンピエール寺院、レマン湖等を訪れました。2時間程市内を散策した後は、バスでフランスのシャモニーへ向かいました。バスは1時間半程で到着、まだ明るかったのですが少し雲が出ていたため、この日はシャモニーからモンブランを見ることはできませんでした
7/17
(木)
7日目 フランス

(シャモニー、モンブラン)

スイス

(サースフェー、
ツェルマット)
 7日目はどんよりした曇天で始まりました。朝はシャモニーからモンブランは見えませんでした。ちょっとがっかりしながら本日の最初の目的地エギュイ・デュ・ミディを目指します。2台のロープウェイを乗り継いでモンブランの景勝地エギュイ・デュ・ミディに到着、到着する前あたりから青空が覗きはじめ、エギュイ・デュ・ミディではモンブランやグランドジョラスがはっきりと見えていました。またマッターホルンもその三角のとがった峰をとらえることができました
 シャモニーに戻った後は街中を散策した後、フランス国鉄、マルティニー・シャトラール鉄道、スイス国鉄を乗り継いでスイスのフィスプを目指しました。フィスプからはバスに乗り換え目的地のサース・フェーに向かいました。サース・フェーが近づくに従い天気が悪くなり、心配になってきました。天気が悪そうだと思いつつも、サース・フェー到着後はミッテルアラリンの展望台にまず向かいました。2台のゴンドラと登山電車を乗り継いで到着しましたが、予想通りの天候で期待していた眺望は叶わず、近くの雪景色だけを見ることになってしまいました。寒さも増してきたので、展望も短時間で切り上げ下山し、サース・フェーの街を少し散策、その後、本日の宿泊地ツェルマットを目指しました。サース・フェーからはバスでシュタルデンまで移動し、そこからはブリーク・フィスプ・ツェルマット鉄道に乗りツェルマットに到着しました。駅で荷物を受け取った後、毎回宿泊しているホテルのお迎えの電気自動車でホテルへ行き、寛いだ気分でホテルのディナーを楽しみました
7/18
(金)
8日目 スイス

(ツェルマット、ゴルナーグラート、
スネガ、
ローテンボーデン)
8日目はマッターホルン眺望の1日です。しかし、朝は天気が回復せず空は雲で覆われていました。出発時間を少し遅らせ天候の回復を期待しながらゴルナーグラート鉄道に乗りゴルナーグラートを訪れました。天気も多少回復し、青空ものぞくようになり、モンテ・ローザやブライトホルン等の山々やゴルナー氷河は見えるようになってきましたが、マッターホルンだけは頂上の一部が垣間見れただけでした。予定を変更して午前中いっぱい粘りましたが、ゴルナーグラートではマッターホルンの全貌を見ることはできませんでしたツェルマットに戻り昼食に「フォンデュ・シノワーズ(牛しゃぶ風フォンデュ)」を食べようと以前にも訪れたレストランに入った所、雰囲気が変わっており変だなと思ったらイタリアンレストランに変わってしまっており時の流れを感じてしまいました。
 午後はクライン・マッターホルンは止めにして、ロートホルン周辺のハイキングで楽しむことにしました。ケーブルカーでスネガ台地に行き、そこからゴンドラとロープウェイでロートホルンに向かいました。ロートホルンで展望を楽しんだ後、ロープウェイでブラウヘルトまで戻り
そこからはスネガ台地までのハイキングで楽しみました。途中シュテリゼーに到着する頃には青空も広がりマッターホルンもだいぶ見えるようになってきました。さらにグリンジゼー、ライゼーを経由してスネガ台地に戻るころにはほぼ全貌が見えるようになっていました
 スネガ台地から戻ってきた後はツェルマットの街中を散策し、ホテルに戻りこの日もディナーを楽しみましたが、いつのまにか、マッターホルンがきれいに見えるようになっていました
7/19
(土)
9日目 スイス

(スネガ、
氷河急行、
サンモリッツ)
 朝起きると真っ青な空に朝日を浴びたマッターホルンが見えており、朝からルンルン気分でした(内心、天気が良いのがもう一日早ければとも思いましたが・・・)。この日は再度スネガ台地に行き、その後氷河急行に乗り1日移動を楽しむことになっていました。8:00発のケーブルカーに乗りスネガ台地に行き、逆さマッターホルンが見えることを期待してライゼーまでハイキングしました。期待通りライゼーにはマッターホルンだけでなく、周辺の山々が水面に映っており、絶好の写真を撮影することができました。その後、ツェルマットに戻り、10:13発の氷河急行でサンモリッツに向かいました。氷河急行は新しくなっており、各席で食事が摂れるようになっていた。予約してあった昼食を楽しみながらいただき、食後は果実酒キルシュを味わいましたその後、氷河急行のハイライトである高さ65mの6連アーチ橋であるランドバッサー橋を通過し、鉄道模型のようなループ線、スパイラル・トンネルを抜け、アルプスを横断するアルプラトンネルを抜けるとドナウ川の源流の一つであるイン川沿いをひた走るとサンモリッツに到着した
 サンモリッツではサンモリッツ湖畔を散策してこの日を終わりました
7/20
(日)
10日目 スイス

(サンモリッツ、
ベルニナ急行、
ブルジオ、
ルガーノ)

イタリア

(ティラノ)
10日目は荷物をチューリッヒまで預けるのに手間取り午前中の予定が狂ってしまいました。7:45頃までに荷物を預けディアヴォレツァに向かう予定でしたが、8:10にならないと開かないことがわかり待っていました。しかし、時間になっても開かないため、近くまで来た職員さんに尋ねたところ日曜日とのことで、切符売り場側で預かってもらえやっと旅をつづけることができました。出発が遅れたためディアヴォレツァでの展望をあきらめピッツ・ネイアに行くことにしました。しかし、その後の予定に間に合わなくなるため、途中のコルヴィリアまでで引き返し、当初、ディアヴォレツァから乗る予定だったベルニナ急行にサンモリッツから乗り込み、帳尻を合わせました。
 ベルニナ急行で車窓を楽しみながらひと時を過ごした
後、ブルジオ駅で下車し再度にわか鉄道ファンとなり、「いいちこ」のコマーシャルでも放映されていたループ橋を訪れ、列車が通過するのを待ちました。30分程その場に留まり、3本の列車が通過するのを写真を撮影しながら楽しみました。そして、ブルジオ駅から列車に乗り込みループ橋を乗車した状態で楽しみました
その後、列車は終着駅イタリアのティラノに到着、ここで遅い昼食を摂りました。ここからはバスに乗り換え、車窓に広がる古城の風景等を楽しみながら再びスイスに戻り、この日の宿泊地ルガーノを目指しました。到着したルガノではルガーノ湖畔を散策し、夕食を摂れる場所を探しました。結局、近くのホテルのレストランで食事をしましたが、年配のマダムの心遣いで美味しい料理と雰囲気を味わうことができました(当然、お値段も・・・)。
7/21
(月)
11日目 スイス

(クール、
マイエンフェルド、
チューリッヒ)

リヒテンシュタイン

(ファドゥーツ)
 いよいよ今回の旅行も終わりが近づいてきましたが、11日目も観光地を訪れながら北上の1日でした。ルガノを列車で出発しベリンツォーナへ、ベリンツォーナでバスに乗り換え車窓を楽しみながら5000年の歴史を持つスイス最古の町クールに向かいました(new)クール駅上にある広々としたバスターミナルに到着したバスを降り、さっそく旧市街を観光しました。旧市街だけを見ているとバスターミナルがちょっと異様に感じられました(new)。その後、列車に乗りマイエンフェルトに向かいました。目的はハイジの郷の見学です。村を抜けて丘に続く道を歩いていくとのどかなブドウ畑や草原が広がっていましたが、もう一つ特徴がない風景でした。ハイジの里を見学した後は丘の上のレストランでのどかな昼食を食べました。しかし、予定の列車に間に合うか気になり、途中からあわただしい食事となってしまいました。周辺を散策しながら丘を下って行ったので駅まで行くのに結構時間がかかり(new)、案の定、予定より1本遅い列車に乗って、次の観光地リヒテンシュタインを目指しました。1本遅い列車は行先が異なっていたため、途中からバスに乗り換えて、やっとリヒテンシュタインの首都ファドゥーツに到着しました。途中は国境を越えたという感覚もなく、隣町に移動しただけという感じで、入国のスタンプも記念スタンプという扱いでインフォメーションでスタンプ料を払って押してもらうだけというものでした。リヒテンシュタイン侯爵居住のファドゥーツ城を見上げ、近くを散策した後は再び同じ行先のバスに乗って出国です(new)。やっぱり隣町に移動という感覚でした。バスでスイスの街ブックスに到着した後は列車に乗り換えチューリッヒを目指します。しかし、予約していた急行が大幅に遅れるということで、サルガンスまでの臨時列車が用意されていたので、その列車でサルガンスまで行き、クール方面から来る列車に乗り継いでチューリッヒに向かいました。
 チューリッヒに到着後はホテルで一服し、チューリッヒ湖畔を散策して夕食を食べるためレストランに向かいました。ここでも定番となった「オイルフォンデュ」を食べましたが、日本人は「チーズホンデュ」を食べる人が多いのか、ウェイターが間違えて「チーズホンデュ」コースの前菜を持ってきてしまうというハプニングがありました
(new)
7/22
(火)
12日目  スイス

(チューリッヒ)
帰途
最終日はチューリッヒ市内の観光です。この日も天気は良くありませんでした。8:00過ぎにホテルを出てリンデンホフの丘から街を眺めた後、2時間程市内を散策し、有名な教会等を見てまわりました。今回はグロスミュンスター(大聖堂)の地下でカール大帝のオリジナルの石像を見ることができ、ちょっと得した感じでした。ただし、最終日になって観光の途中で気分が悪くなり、メンバーの行動範囲を狭めてしまい、迷惑をかけてしまいました。
 その後、ホテルに戻り、荷造りをした後、列車でチューリッヒ空港に向か搭乗便を待ちました。帰りもゲストとしてファーストラウンジを利用させてもらえただけでなく、搭乗機まで車で送ってもらい優雅な気分に浸ることができました
(new)
7/23
(水)
13日目 帰国 飛行機は順調なフライトで成田にはほぼ定刻に到着し、無事、今回の旅行を終えることができました。

友人が作成してくれた当初の旅程
※地図をクリックすると拡大表示します

今回は以下の航空手段で往復しました。

往路 東京(成田)->チューリッヒ スイス航空LX0161便(7/11 10:25->7/11 16:00) エアバスA340  Qクラス
復路 チューリッヒ->東京(成田) スイス航空LX0160便(7/22 13:00->7/23 07:50) エアバスA340  Qクラス
※時間は現地時間です。

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