東ヨーロッパ旅行
〜ポーランド:ビルケナウ〜

アウシュビィッツから3km程離れたブジェンカ村にはアウシュヴィッツ収容所2号、ブルケナウが作られていた。収容所の面積は広大で約175ha(約53万坪)で300以上のバラックがあったという。
中央には鉄道の引き込み線まであり、どれだけの人が囚人として収容されていたのか想像すらできない(約10万人が収容されていたとか)が、さらに驚かされるのは、大半の人がこの地につくと引き込み線先のガス室に運ばれ毒殺されていたことである。どれだけの人を囚人として扱っていたのか信じられないきがする。

ビルケナウ収容所の地図                  
ビルケナウ収容所はアウシュヴィッツ以上に悲惨な場所だった。
建物はほとんどがバラックで、水もなく衛生的にもひどかったようだ。
ブジェシンカ正門
見渡す限りの平原のなかに煉瓦で作られた建物(中央衛兵所)があり、その中央に鉄道の引き込み線がある。
広大な収容所
見渡す限りの平原にたくさんのバラック(200以上)が建てられていた。
ガス室・焼却炉
草原の先に見えるのが、ガス室・焼却炉の残骸である。
収容所の内部
3段ベッドの置かれた内部は、生活の場とはほど遠い状況だった。
左側の収容所
中央衛生所の左に見える地域は女性用の収容所が並んでいた。
右側の収容所
引き込み線
この線路の先にはガス室がまっていた。
中央衛兵所
収容所全体を見渡せる塔が中央には築かれていた。

※枠のある写真をクリックすると拡大表示します。※時間は現地時間です。


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