世界一周旅行2010 
旅行概要

 2010年はスターアライアンスの世界一周航空券を利用し、地球を一回りする旅行に挑みました。細かなルールが設定されているため、素人にはルート設定等難しい部分もあるようですが、値段(ヨーロッパ往復程度の運賃で世界を一回りすることができるようです)を考えると、利用価値は高いようです。幸い、友人がその辺の面倒はバッチリ見てくれるので、都市計画の絡みで少しまとまったお金が入ったため、奮発して挑むことにしました。

月日 訪問地 旅行日程
9/11
(土)
1日目 アメリカ

(サンフランシスコ)
 成田12:55発の大韓航空機(KE702便)で韓国のハブ空港・仁川国際空港を目指し、今回のメンバー2名で出発。仁川国際空港でシンガポール航空機(SQ16:機材B777-300ER)に乗換え、太平洋を横断、最初の目的地アメリカ・サンフランシスコまでB777-300ERでの約11時間のフライトを楽しみました。
 サンフランシスコには日付変更線を通過しているため同日のお昼過ぎに到着。ホテルに荷物を預け、さっそく観光に出かけました。最初に向かったのは、かの有名な刑務所の島アルカトラズです。ピア33から出ているフェリーに乗りアルカトラズ島に出発、途中ゴールデンゲートブリッジを眺めながら島に到着。早速、島内のセルハウス(刑務所)を訪れ、内部を探索しました。その後、外部も散策し、刑務所の島を堪能しました。探索中には、有名な霧の襲来にも遭遇することができ、貴重な時間を過ごすことができました。
 ピア33に戻った後はサンフランシスコ市内を散策し、旅行初日を終わりました。
9/12
(日)
2日目 アメリカ

(サンフランシスコ)
 2日目は昨日フェリーから見たゴールデンゲートブリッジを訪問し、間近から見る橋を撮影しました。当初バスで行く予定でしたが、停留所が違っていたようで、バスに乗ることができず行きはタクシーを利用しましたが、帰りはバスを利用することができ、サンフランシスコのバスの切符の仕組みも少し理解することができました。
 市内に戻ると、いよいよ次の目的地に出発です。サンフランシスコ国際空港からドイツ・フランクフルトまで再び約11時間の空の旅、今度は大西洋を横断しました
9/13
(月)
3日目 ドイツ

(フランクフルト、ライン河、リューデスハイム)
 フランクフルトには現地時間の昼前に到着。予定より到着が遅くなったためマインツ市内の観光を諦め、ライン河クルーズに向かいました
列車でビンゲンまで行き、そこからザンクト・ゴアールスハウゼンライン河クルーズで楽しみました。河畔にはいくつもの古城が建っていたり、ワインのためのブドウ畑が広がっていたりと、自然と融合した景色を楽しむことができました。また、途中には「なじかは知らねど」の歌詞で始まる有名なローレライの歌の発祥地も存在し、何故かなつかしささえ感じてしまいました
 この日の夜はリューデスハイムの夜を楽しみ、現地のホテルで宿泊しました
9/14
(火)
4日目 マルタ

(バレッタ、ラバト、イムディーナ)
 4日目は早朝の列車でフランクフルトに戻り、午前中の航空機で地中海に浮かぶマルタ島に向かいました(new)
 お昼にマルタ島に到着、ホテルに荷物を預け、早速観光に出かけました。バレッタ市内の砦内を少し観光(騎士団長の宮殿・兵器庫)(new)した後、バスで島の中央部に向かいラバト(聖パウロ教会/洞窟/地下墓地)(new)オールド・シティと呼ばれているイムディーナ「城壁の町」を観光(new)し、眺望を楽しみました(new)
9/15
(水)
5日目 マルタ

(バレッタ、神殿遺跡、スリーマ)
 マルタ島2日目はバスで南下し、紀元前3000〜2400年に建てられたと云われるハジャー・イム神殿、イムナイドラ神殿の遺跡を見学しに行きました。わずか500m程しか離れていない場所に巨石で囲まれた神殿が、自然と共生するように残されている様は、何とも不思議でした。
 遺跡を見学した後は、神殿の東南の海岸の岬の突端に位置する青の洞門を訪れました。ボートはタイミング良く出発してくれましたが、天気が悪くなっていたようで、もう一つ青さを感じることができませんでした。船着場に戻ると今日は店じまいのようで、ボートを陸に上げていました。
 バスでバレッタに戻り昼食を済ませた後は、マルタ島を巡る約30分の遊覧飛行で島内の様子を上空から眺めました。夕方は船で隣町のスリーマに出かけ、そこのレストランで夕食を摂りました。
9/16
(木)
6日目 マルタ

(バレッタ)

ドイツ

(ケルン)
 マルタ島最終日はバレッタ市内を観光しました。市内の主な見所を見て回りマルタの歴史の一端に触れることができました。
 昼前に空港に向かい、午後の便でこの地を後にしました。航空機で向かった先はフランクフルト、ここから鉄道でケルンに向かいました。ケルンでも目的はケルン大聖堂を撮影することです。目的を達成した後は再びフランクフルトに戻り、次の目的地に旅立ちました。搭乗したのは、南アフリカのヨハネスブルグ行です。
9/17
(金)
7日目 ジンバブエ

(ビクトリアフォールズ)

ザンビア

(リビングストン)
 ヨハネスブルグに到着したのは現地時間の9時前でした。ここで航空機を乗換えジンバブエのビクトリアフォールズに向かいました。昼過ぎに到着後、宿泊ホテルで一腹した後、さっそくビクトリアの滝を見学に行きました。最初に向かったのはザンビア側です。徒歩で国境を越えザンビア側の国立公園内から滝を見学しました。その後、ジンバブエに戻り、ジンバブエ側の国立公園内から滝を見学しました。乾季にも関わらずジンバブエ側は滝の飛沫がすごく、これが雨季だったらどんな状況になるのだろうと思ってしまいました。
9/18
(土)
8日目 ジンバブエ

(ビクトリアフォールズ)

ボツワナ

(チョベ国立公園)
8日目はボツワナのチョベ国立公園への1日ツアーに参加しました。車で国境を越えボツワナに入り、チョベ国立公園に到着。
午前中はボート・クルーズでチョベ川を遊覧し、川辺で戯れるゾウやカバ、野鳥を沢山見ることができました。
午後はゲーム・ドライブでサバンナを遊覧しました。ここでも多くのゾウやインパネ、シマウマ等を見ることができました。残念ながらライオン等の猛獣は見ることはできませんでしたが、キリンには遭遇することができました。
9/19
(日)
9日目 ジンバブエ

(ビクトリアフォールズ)

南アフリカ

(ケープタウン)
ビクトリアフォールズ最終日はビクトリア滝を上空から眺めました。ヘリコプターの遊覧飛行でザンベジ川とビクトリアの滝と峡谷の様子とそのスケールが手に取るようにわかり、その壮大さに感激しました。さすが三大瀑布のひとつと勝手に納得していました。
午後はこの地ともお別れです。午後の航空機でヨハネスブルグに向かい、さらにヨハネスブルグからケープタウンに飛び立ちました。
夕方、ケープタウンに到着し、そのまま宿泊ホテルに入りました。
9/20
(月)
10日目 南アフリカ

(ケープタウン)
この日はチャータ車による喜望峰ツアーで1日楽しみました。最初に訪れたのがハウト湾とドイカー島(シール・アイランド)、波止場からドイカー島の周りを周遊する船にのり、ドイカー島に生息するオットセイの群れを見学しました。次に訪れたのがボルダーズ・ビーチ、ここには沢山のケープ・ペンギンが生息していました。手が届きそうな砂浜に大人のペンギンだけでなく、大人より大きく見える産毛の子供のペンギンも生息していました。
3番目に訪れたのが喜望峰自然保護区、ここでは最初に喜望峰を見学、殺風景な崖の下に「アフリカ大陸の最南西端喜望峰」という標識が建っているだけの場所でした。保護区内の道路の終点はルック・アウト・ポイントと呼ばれ、灯台が建つ展望台に上るケーブルカーや遊歩道があり、展望台からはケープ・ポイントを眼下に見ることができました。
 喜望峰からの帰りにはカーステンポッシュ植物園に行きました。テーブル・マウンテンの南側斜面に広がる本格的植物園で南アフリカに自生している植物のうち約9000種類が栽培されているようでした。しかし、期待の大蓮は見ることができませんでした。
 最後にテーブル・マウンテンに行ってもらう予定でしたが、天候の関係で行かないことになりました。
9/21
(火)
11日目 南アフリカ

(ケープタウン)
この日は午前中にロベン島を訪れました。アパルトヘイト時代に政治犯が収容されていた黒人専用の刑務所島でネルソン・マンデラ氏も収容されていた場所です。今回の旅行では2つ目の刑務所島でしたが、こちらの方は広大な敷地をガイドツアーで廻るようになっており、自由がきかず、ガイドの説明の長さ(もちろん英語のため、断片しか理解できず)と途中から降り出したシャワーのため、興味をそそるものも少なく写真もそこそことなり、あまり満足できませんでした。
午後はアフリカとお別れです。ヨハネスブルグ経由でチューリッヒに向かいました。
9/22
(水)
12日目 フランス

(パリ、モンサンミッシェル)
早朝にチューリッヒに到着した後はさらに航空機を乗り継いでパリに向かいました。
パリに到着後、パリ市内を観光する予定でしたが、空港で荷物が出てくるのに時間がかかったため観光はあきらめ、TGVでモンパルナスからモンサンミッシェルに向かいました。すると出発直後、急に止まったかと思うと列車はモンパルナスに戻ってしまいました。列車トラブルのようで次のTGVに乗り換えるように案内があり、他の人々の流れに従い次のTGVで移動しました。この結果、レンヌでモンサンミッシェルへ行くバスへの乗換えができなくなってしまいました。車掌に伝えた所、代わりの手段を教えてくれましたが、下りた駅で駅員に対応してもらえず、困っていた所、親切な人が対応してくれて、何とかモンサンミッシェルにたどり着くことができました。
何とかたどり着くことができたので、予定通り名物のオムレツを食し、モンサンミッシェルの夜景を撮影することができました。
9/23
(木)
13日目  フランス

(モンサンミッシェル、パリ)
午前中はモンサンミッシェルの修道院および城壁を周遊しました。修道院は千年以上かけて増改築されているだけあり、修道院というよりは城や砦を思わせる造りになっていました。また、城壁から見る海岸線は干潮だったようで遠くまで干潟になっており、ちょっと幻想的な感じがしました。
帰りは予定通りモンサンミッシェルからのバスに乗りましたが、待っている客の多くが日本人で驚いてしまいました。
パリに戻ってからは、ルーブル美術館に行く予定でしたが変更し、ホテル近くのモンパルナス・タワーを訪れ展望台/屋上から見えるパリの景色を楽しみました。
また、夕食後はいつものように街中に出かけ、パリの夜景を撮影して回りました。
9/24
(金)
14日目  フランス

(パリ、ロワール地方)
この日はTGVでモンパルナスからトゥールまで行き、ロワールの古城巡りの1日ツアーに参加、シュノンソー城、アンポワーズ城、シュヴェルニー城、シャンボール城を見学しました。それぞれ特徴のあるお城で、フランス王朝の華麗な歴史の一端に触れることができました。
夜は、フランスで有名な日本人シェフがやっているレストランに行き、ディナーをいただきました。
9/25
(土)
15日目 フランス

(ベルサイユ、シャルトル、パリ)
 パリ最終日はベルサイユ宮殿を訪れました。週末ということで多くの観光客が開門を待っていましたが、事前購入の切符を持っていたので、開門直後すぐに入場することができました。それでも順路に沿って見学すると多くの観光客で混雑しているため、「鏡の回廊」までの部屋は小走りで通過し、まだ見学者がいない「鏡の回廊」を心おきなく堪能しました。その後、通過した部屋を見ようと順路を逆走しようとすると監視員に注意されてしまいました。あきらめて順路に従い見学しましたが、思いもよらぬことで幸運が訪れ、通過した部屋を見ることができました。
 宮殿内を一通り見た後は庭園に向かい、庭園内のあちこちにある噴水の主だった所を見学しました。土日は大噴水際ということで、水と音楽のスペクタクルが決められた時間に実施されており、音楽に合わせた噴水をあちこちで見ることができました。
午後はベルサイユを出発し、シャルトルのノートルダム大聖堂を見学しに行きました。しかし、改築工事中で、外観の勇壮は見ることができませんでした。
夕方にはパリに戻り、いよいよ帰国の途につきました。パリからの直行便に乗り、成田を目指しました。
9/26
(日)
16日目 帰国 日本時間15時前には成田に到着し、小さなトラブルはあったものの、ほぼ予定通りの日程で無事終えることができました。

今回観光および移動した主な都市

今回は以下の航空手段で往復・移動しました。

往路  東京(成田) -> 韓国(仁川) 大韓航空KE702便(9/11 12:55->9/11 15:20)
韓国(仁川) -> サンフランシスコ シンガポール航空SQ16便(9/11 17:50->9/11 12:35)
移動 サンフランシスコ -> フランクフルト ユナイテッド航空UA900便(9/12 13:58->9/13 9:45)
フランクフルト -> マルタ ルフトハンザ航空LH4128便(9/14 19:45->12:10)
マルタ -> フランクフルト ルフトハンザ航空LH4129便(9/16 13:00->15:40)
 フランクフルト -> ヨハネスブルグ ルフトハンザ航空LH572便(9/16 22:35->9/17 8:50)
ヨハネスブルグ -> ビクトリアフォールズ 南アフリカ航空SA40便(9/17 10:55->12:40)
ビクトリアフォールズ -> ヨハネスブルグ 南アフリカ航空SA41便(9/19 13:30->15:10)
ヨハネスブルグ -> ケープタウン 南アフリカ航空SA357便(9/19 17:00->19:10)
10 ケープタウン -> ヨハネスブルグ 南アフリカ航空SA346便(9/21 15:10->17:10)
11 ヨハネスブルグ -> チューリッヒ スイス航空LX289便(9/21 19:25->9/22 6:10)
12 チューリッヒ -> パリ スイス航空LX632便(9/22 7:35->9:00)
復路 13 パリ -> 東京(成田) 全日空LH206便(9/25 20:00->9/26 14:40)
※時間は現地時間です。

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