ヨーロッパ・カナダ旅行2006
旅行概要

2006年の夏はこれまで訪れたことがなかったヨーロッパ各地とカナダを訪問しました。昨年は仕事の都合で旅行に参加できませんでしたが、今年はその分も含めて奮発してビジネスクラスによる世界一周旅行に挑戦することになりました。短期間で多くの国を訪れたため、航空機での移動時間も想像以上に多くなり、ビジネスクラスにしてよかったと思ってしまいました。
旅行は同行者の行いが良かったためか、天気にも恵まれ楽しい思い出を作ることができました。

月日 訪問国 旅行日程
7/14 1日目 オーストリア

(ウィーン,ザルツブルグ)
今年は16:30全日空(NH901便)でシンガポールへ出発。22;20(現地時間)にシンガポールに到着したが、チューリッヒ行きのシンガポール航空機(SQ346便)が1時間遅れの出発ということで、いきなりスケジュールに狂いが生じてしまいました。シンガポールでチューリッヒからウィーン行きの便を変更してもらい、1時間遅れで無事にウィーンに到着することができました。ウィーンでは郊外にあるシェーンブルン宮殿シュテファン寺院をはじめとするウィーン市内を観光しました。ほぼ予定した場所を見終わった頃、雨が降り始めたため、この地を後にしてザルツブルグを目指しました。ここで2つ目のトラブルとして、予約した便が機材の変更で定員が少なくなり、搭乗手続きが遅かった我々が予約便に乗れないことになってしまっていました。交渉の結果エコノミークラスなら搭乗できるようにしてくれるとのことで、予定通りザルツブルグに移動できました。ただし、荷物は予定通り(?)搭乗した便に間に合わず、ザルツブルグでロスト&ファウンドに行く羽目になってしまいました。ザルツブルグでは夕食を食べるため旧市街を訪問し、予定していたレストランで食事を楽しみました。食後はザルツブルグ市内の夜景を撮影しながらホテルに戻りました。
7/15 2日目 オーストリア

(ザルツブルグ)
朝食後、昨夜と同様に徒歩でミラベル庭園内を通り抜け旧市街の観光に向かいました。モーツァルトの生家ドームを見学した後、ケーブルカーでホーエンザルツブルク城塞に昇り、城内を散策すると同時にザルツブルグ市内を一望しました。ザルツブルグはモーツァルトの生誕250周年を記念した行事がいろいろ行われていたようで賑わっていました。
午後からは乗用車をチャータし、ザルツカンマーグート観光を行いました。ハルシュタット塩坑まで足をのばせれば良かったのですが、時間の都合もあったため、ドライブや湖上の遊覧を楽しむことにしました。
夕食はザンクト・ペーター教会に隣接し、岩肌を利用した店として人気のあるシュティフツケラー・ザンクト・ペーターに出かけました。
7/16 3日目 リトアニア

(ヴィリニュス)
この日は移動のため、早朝に起床し空港に向かいました。ザルツブルグ空港からはフランクフルト空港を経由して次の目的地リトアニアのヴェリニュスに到着しました。しかし、ここでも友人のスーツケースが出て来ないというトラブルが発生してしまいました。また、フランクフルト空港経由での出来事でした。予定より30分程遅れて、迎えに来てくれていたタクシーで宿泊するホテル(グリバス・ハウス)に向かいました。ホテルは階段しかなく、荷物を運ぶのに苦労しましたが、家族で経営しているアットホームなホテルでした。
ヴィリニスでは聖ペテロ&パウロ教会ゲディミナス城大聖堂聖カジミエル教会、聖テレサ教会、夜明けの門等、ごく狭い地域にある多くの観光地を訪問しました。
夕食はリトアニア料理を出してくれるヴォキエチュウ通り沿いのチリ・カイマスに向かいましたが写真撮影禁止とのことで、その先にあったジャマイチュウ・スムクレ(地下室がおしゃれな店)で摂りました。
7/17 4日目 リトアニア

(ヴィリニュス)
クロアチア

(ザグレブ)
朝食はホテルのレストランで食べましたが、16世紀の地下室を利用した小さな場所で雰囲気がありました。午前中は観光地トラカィに行きました。バスターミナルからトラカィ城まで距離があるとのことで、ホテルの車をチャータして向かいました。トラカィ城は10:00からのオープンだったため、近くの半島の城跡等を散策し、城の開く時間を待ちました。トラカィ城内は跳ね橋やらせん階段などがあり、戦の砦として造られていたことが偲ばれた。近くにあるカライメ博物館は月、火が休館日ということで入場することはできなかった。
市内に戻り、昨日入口が見つけられなかった聖ヨハネ教会を訪れた後、昼食に有名なツェペリナイを食し、この地を後にしました。
次の目的地クロアチアのザグレブへは、ヴィリニュス空港からウィーン空港経由で行きましたが、この時点まで友人のスーツケースは手元に戻ってはいませんでした。このためクロアチアのガイドブックも手元になく、夕食のレストランを選択するのにも困ってしまいました。ホテルに在ったガイドブックで見つけたレストランの場所を探しましたが、結局見つけられずホテル近くの繁華街にあったレストランでこの日の夕食は食べることにしました。
この日の夜に、やっと友人のスーツケースが手元に届き、明日からの旅行を問題なく続けることができるようになりました。
7/18 5日目 クロアチア

(ザグレブ)
クロアチアでの第一の目的はプリトヴィッツェ湖畔国立公園の観光でした。朝食後バスターミナルに向かいましたが、バスターミナルまで行くためのタクシー乗り場が直ぐに見つけられず、乗車予定のバスの出発時刻20分前にバスターミナルに到着しました。このためか、予定のバスの乗車券を購入できず、1時間程あとのバスになってしまい、国立公園の滞在時間が短くなってしまいました。
午後3時頃にはザグレブ市内に戻り、聖母被昇天大聖堂聖マルコ教会ロトルシュチャック広場共和国広場等を観光しました。
この日の夕食は、昨日見つけられなかったレストランで食べることができました
7/19 6日目 ベルギー

(ブリュッセル)
この日も早朝から移動です。ザグレブ空港から直行便でベルギー ブリュッセルに向かいました。ブリュッセルでは市内観光を行い、カリオン時計、モン・デ・アール (芸術の丘)ノートルダム・デュ・サプロン教会サン・ミッシェル大聖堂小便少女(シャンネケ・ピス)グランプラス小便小僧ビール博物館等を見学しました。昼食はベルギーお勧めのクリームソースのムール貝をオーザルム・ド・ブリュッセルで食べました
午後3時過ぎには、再びブリュッセル空港に戻り、フランクフルト空港経由で、次の目的地スロベニアの首都リュブリャーナに向かいました。
リュブリャーナに到着した時間が遅かったため、この日の夕食は近くのイタリア料理店で軽くすませました。
7/20 7日目 スロベニア

(リュブリャーナ)
午前中はスロベニア訪問の目的の一つであるポストイナ鍾乳洞観光を行いました。ホテルから歩いて10分程のところにあるバスターミナルより目的地を経由する長距離バスに乗り、ポストイナに行きました。ここからは徒歩でだらだらとした上り坂を1km程歩くと鍾乳洞のある公園にたどり着きました。さらに数分進むとポストイナ鍾乳洞の入口が見えてきました。鍾乳洞見学はガイドツアーになっており、トロッコで洞窟内を2km程進んだ後、徒歩でハイライト部分を見学しました
お昼を鍾乳洞近くのレストランで食べた後、再びバスでリュブリャーナに戻り、リュブリャーナ市内の観光を行った。リュブリャーナ城に登った後、三本橋フランシスコ教会プレシェーレン広場等をめぐり街並みを見学した。
この日の夕食は、ホテル近くのレストラン ゴスティルナ・シェースティツァでスロベニア料理(?)を食べました
7/21 8日目 スロベニア

(リュブリャーナ)
この日はスロベニア訪問のもう一つの目的であるブレッド湖を目指しました。昨日と同様にバスターミナルより目的地を経由するバスに乗りブレッド湖に行きました。停留所を1つ間違えたためまずブレッド湖のボート乗り場に行き湖にあるブレッド島の教会を訪れることにしました。その後、湖岸に戻り山の上にあるブレッド城を訪れました帰りに湖畔の教会により、帰りのバスを待ちました。
リュブリャーナに戻り、ホテル近辺の撮影を行った後、この地を離れ、次の目的地フランクフルトへ向かいました。
フランクフルト空港から市内へは鉄道で移動し、駅横のホテルに滞在しました。
夕食を食べに外出しましたが、夜は危険とのことで、カメラは持たず街にでました。途中いかがわしい通りを抜けて目的のレストランを目指しましたが、つぶれてしまったのか見つけられず、近くのタイ料理店で夕食を摂ることになりました。
7/22 9日目 ドイツ

(フランクフルト)
午前中は市内の観光を行い、ゲーテ像マイン川旧市庁舎レーマー大聖堂ゲーテハウス等を散策しました。午後はいよいよルフトハンザ航空機で大西洋横断に初挑戦しました。友人がファーストクラスへのアップグレイドをしていたため、フランクフルト空港ではファーストクラスのラウンジを利用でき、その素晴らしさを堪能することができました。さらに、搭乗する航空機まで専用の乗用車(ポルシェ)で送ってもらえました。
大西洋横断は雲の上の飛行であまり意識することはできませんでした。しかし、アメリカ大陸が近づくと島の点在が見えるようになり、やっと実感が湧いてきました。やがて、トロントの街とオンタリオ湖が見えてきて大西洋横断も終わりになりました。トロント空港での乗り継ぎは、フランクフルト離陸の遅れや、荷物が(最優先タグなのに)直ぐに出て来なかったことに加えて、空港での検査が厳しく、混雑しており、予定していた航空機に乗ることができず、ハリハックスへの到着は1時間ほど遅くなってしまい、ホテルに着いたのは夜の10時過ぎになっていました。この夜はこのまま就寝となってしまいました。
7/23 10日目 カナダ

(ハリハックス)
ヨーロッパ滞在中は初日以外晴れた日が続き、天候に恵まれていましたが、カナダではそういうわけにはいきませんでした。それでも雨が降っていたのは観光バスに乗っていた時だけで、傘を利用することは旅行の間中ありませんでした。
この日は朝から郊外観光(マホーン・ベイ(new)ルーネンバーグ(new)ペギーズ・コーブ(new))に出かけました。バスで出発した後は雨になっていましたが、目的地に着く頃には晴れ間も覗き、強運に恵まれていることを実感しました。それでも、ペギーズ・コーブでは視界が最悪で期待した景色を堪能することはできんませんでした。それでも、雰囲気だけは味わうことができ、楽しむことができました(new)
郊外観光を終え、ハリハックスに戻った後は市内観光を行い、オールド・タウン・クロック(new)シタデル(new)大西洋海洋博物館(new)を訪れました。
夕食にはレッドロブスターを食べることにしましたが、良い店が見つからず、ホテルのレストランを利用しました。それでも、ご当地の味を堪能することはできました。
7/24 11日目 帰途 いよいよ帰路ですが、経路が複雑で最後のトラブルがありました。早朝にハリハックスを立ちハリハックス空港からモントリオール空港に行きました。ここからニューヨーク ラ・ガーディア空港への便の出発が1時間以上も遅れ、ニューヨーク ジョン・F・ケネディ空港から成田までの便に間に合わない可能性がありました。幸い、モントリオール空港にて、友人がANAの米国(ロサンゼルス)予約センターに電話で事情を説明し、「ギリギリまで待ってね〜」とお願いしていたためか、予定した全日空の便に搭乗でき、無事日本に予定通り帰ることができました(new)。しかし、機内ではビジネスクラスの最前列をとってもらっていたのですが、隣りの席に周りの空気を理解できない親子(小さい子供)がおり、後方の席への移動を拒み、途中、当然のように子供が泣き出し、ファーストクラスのお客にまで迷惑をかけててしまうということがあり、楽しいはずのひとときに水をさすという結果で終わってしまいました。
7/25 12日目 帰途 成田にはほぼ定刻に到着し、無事、今回の旅行を終えることができました。
地名をクリックすると訪れた場所の最初のページにジャンプできます。

今回は以下の航空手段でヨーロッパ、カナダの地を移動および周遊しました。

往路 東京(成田)->シンガポール 全日空NH901便(7/13 16:30->7/13 22:20)
シンガポール->チューリッヒ シンガポール航空SQ346便(7/14 0:45->7/14 6:50) 出発が1時間遅れとなりました
チューリッヒ->ウィーン オーストリア航空OS568便(7/14 8:30->7/14 9:50) 予定より1時間遅れの便となりました
移動 ウィーン->ザルツブルグ オーストリア航空OS923便(7/14 17:10->7/14 17:55) 機材変更で危うく乗れなくなるところでした
ザルツブルグ->フランクフルト オーストリア航空OS261便(7/16 6:20->7/16 7:30)
フランクフルト->ヴィリニュス ルフトハンザ航空LH3252便(7/16 9:20->7/16 12:20) 友人の荷物が出てきませんでした
ヴィリニュス->ウィーン オーストリア航空OS834便(7/17 15:10->7/17 16:10)
ウィーン->ザグレブ オーストリア航空OS677便(7/17 17:35->7/17 18:25)
ザグレブ->ブリュッセル クロアチア航空OU456便(7/19 8:00->7/19 9:45)
ブリュッセル->フランクフルト ルフトハンザ航空LH4579便(7/19 15:30->7/19 16:30)
フランクフルト->リュブリャーナ アドリア航空JP149便(7/19 18:25->7/19 19:40)
リュブリャーナ->フランクフルト アドリア航空JP124便(7/21 17:55->7/21 19:20)
フランクフルト->トロント ルフトハンザ航空LH470便(7/22 13:15->7/22 15:25)
トロント->ハリファックス カナダ航空AC618便(7/22 17:50->7/22 20:50) 予定より1時間遅れの便となりました
復路 ハリファックス->モントリオール カナダ航空AC661便(7/24 6:35->7/24 7:08)
モントリオール->ニューヨーク カナダ航空AC742便(7/24 8:45->7/24 10:05) 機材故障で1時間以上遅れての出発でした
ニューヨーク->東京(成田) 全日空NH009便(7/24 12:30->7/25 15:25) ぎりぎり間に合い予定の便で帰国できました
※時間は現地時間です。

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