ロシア・スコットランド旅行2009 
旅行概要

 2009年はロシアとスコットランドを旅行しました。今回も壮年男性4人組ですが、若いメンバーが加わりちょっと若返りました。ロシアに関してはイメージがほとんどなかったのですが、ソビエト時代とは異なり帝政ロシア時代の旧所名跡を復興させて、観光にも力を入れているようでした。スコットランドは2014年イギリスからの独立で話題に上り一躍脚光を浴びた感じでしたが、街の佇まいを思い出すと、頑固なまでのスコットランド人気質が浮かび上がってくるような気がしました。
 旅程は天気に関してはこれまでと同様の感じでしたし、アクシデントも0というわけにはいきませんでした。それでも、はじめて訪問する地域ばかりでしたので、すべてに対して好奇心を持って臨むことができました。

月日 訪問地 旅行日程
7/10
(金)
1日目 ロシア

(サンクトペテルブルグ)
 成田11:30発の全日空便(NH209便)でドイツのフランクフルトを目指しメンバー2名で出発。前日バンコク経由でトルコに向かいトルコ観光をしたメンバー2名とフランクフルトで合流し、ルフトハンザ便(LH3220便)でロシアのサンクトペテルブルグに夜遅くに到着しました。遅い時間の到着だったため空港の両替所は締まっており両替を行うことができず、翌日の行動に多少の影響が出てしまいました。駅からホテルへは迎えを頼んであったため、こちらの方は問題なくホテルにたどり着くことができました。
7/11
(土)
2日目 ロシア

(サンクトペテルブルグ)
 2日目は天気にも恵まれ、サンクトペテルブルグ市内の観光名所を終日徒歩で廻りました。
 最初に訪れたのはサンクトペテルブルグの中心となる宮殿広場です。その広さを堪能した後、大ネヴァ川沿いに進みデカプリスト広場を経由してイサク聖堂に向かいました。イサク聖堂では現地通貨しか受け付けてもらえず、昨日両替できなかった影響が出てしまいました。仕方なくイサク聖堂は午後の観光にまわし、カザン聖堂を観光しました。ここでは今年初参戦のメンバーが外国の怖さをいきなり味わってしまいました。その後、芸術広場を経由し、スパース・ナ・クラヴィー聖堂(血の上の教会)を訪問、内部を堪能しました
 昼食はストロガノフ宮殿中庭にあるレストランでロシア料理を頂きました。
 午後は、隣のストロガノフ宮殿を訪問
し、午前中入れなかったイサク聖堂を見て回りました
 その後、エルミタージュ美術館裏の船着場より高速艇に乗り、郊外のペテルゴフにあるピョートル大帝の夏の離宮を観光しました。午後少し遅い時間だったため、往復の切符を発売してもらえず帰りも現地で並んで切符を買う必要があり、観光も少し早めに切り上げて長蛇の列に並びやっと最終前の高速艇に乗り込むことができました。
 サンクトペテルブルグに戻った後は大ネヴァ川に架かる橋を渡りロストラの灯台柱を間近で眺め、予定していたレストランを探し当てて夕食をいただきました。夕食を終えたのは21:00近かったのですが、さすがに北の地、まだまだ十分な太陽の光が残っていました。
7/12
(日)
3日目 ロシア

(サンクトペテルブルグ)
 3日目も天気は上々でした。午前中はエカテリーナ宮殿の観光に出かけました。ここはガイドを伴わないと入場できないとのことで、事前に予約していたチャーター車によるガイドツアーで楽しみました。現地ではガイドの案内で宮殿の建物庭園の順に廻りました。
 午後はサンクトペテルブルグに戻り、ショーレストランで昼食を摂った後、エルミタージュ美術館を訪問しました。当初の予定では市内をさらに観光した後訪れる予定でしたが、昨日のペテルゴフの混雑具合より入場に時間がかかる可能性があると思い、早めに訪問しました。思っていた通り、多くの人が行列を作っており、入場するのに1時間程かかってしまいました。2階3階を閉園時間(日曜日は17:00)近くまで絵画等を見学した後、ネヴァ川側の出口から外を眺めると、ロストラの灯台柱から炎があがっており驚いてしまいました
 その後、運河クルーズに乗船し、ネヴァ川から市内の建物を眺め、異なった雰囲気の眺めを楽しみました。さらに船を降りた後はマルスの広場に立ち寄り、燃え続けている「永遠の火」を写真に収めました。最後にオストロフスキー広場に立ち寄りエカテリーナ2世像を眺め、近くのレストランでサンクトペテルブルグ最後の食事をしました。
 この日の夜はモスクワ駅発の寝台列車「グランドエキスプレス」でサンクトペテルブルグを出発し、モスクワに向かい明日のモスクワ観光に備えました
7/13
(月)
4日目 ロシア

(モスクワ、黄金の環[ウラジーミル、スーズダリ])
 寝台列車の個室で睡眠をとり、朝食のサービスに舌鼓を打った後、朝8:35ほぼ定刻通りにモスクワのレニングラーツキー駅に到着。迎えに来てもらった日本語ガイドゴーリキーさんとともにチャーター車に乗り、「黄金の環」観光に向かいました
 最初の訪問はウラジーミルにあるウスペンスキー大聖堂、ドミトリエフスキー聖堂、黄金の門です。ヴォルガ川の支流クリヤジマ川沿いの高台にある聖堂広場近くに建てられていました次の訪れたのはポクロフ・ナ・ネルリ教会です。ボゴリューボヴァ駅近くで車を降り、シベリア鉄道の踏切をを渡り、だだっ広い草原を1km程歩いた先にありました
 次の訪問地はスーズダリです。町外れの高台から町を一望した後、ポクロフスキー女子修道院を訪問。その後、スーズダリ・クレムリンのロジュジェーストヴェンスキー聖堂を訪れ内部を見学して、スーズダリのホテル「ボクロフスカヤ」に入りました。
 街中のレストランで夕食をとりホテルに戻ってくると、ホテルの前には多くのスポーツカーが並んでいました。何かの大会のために同じホテルに宿泊している感じでした。
7/14
(火)
5日目 ロシア

(黄金の環[スーズダリ、セルギエフ・パッサート]、モスクワ)
 「黄金の環」2日目はスーズダリを出発し、次の訪問地セルギエフ・パッサートに向かいました。セルギエフ・パッサートではトロイツェ・セルギエフ大修道院を訪問城壁内部にある数々の教会や鐘楼、宮殿を散策し、ロシア正教の一端を知ることができました
 近くのレストランで昼食を摂った後は、一路モスクワに戻り、荷物を今日の宿泊ホテルに預けてモスクワ市内の観光をしました。
 ノヴォデヴィッチ修道院、雀が丘(ヴォロビヨーヴィ・ゴールィ)、救世主キリスト大聖堂を引き続きチャーター車で案内してもらい、外観や景色を楽しんだ
後、モスクワ川の船着場に連れて行ってもらい、モスクワ川クルーズに参加、河からモスクワ市内を楽しみました
 帰りは徒歩で赤の広場周辺を散策し、食事をしてホテルに戻りました
7/15
(水)
6日目 ロシア

(モスクワ)

スウェーデン

(ストックホルム)
 モスクワ2日目はマネージ広場経由で再び赤の広場を訪れ景色を撮影した後、アレキサンドロフスキー公園およびクレムリン内部を散策しました。
 次にレーニン廟に入る予定にしていましたが、入場に長蛇の列だったため内部に入るのはあきらめ、聖ワシーリー聖堂を見学して、ロシアの観光を終わりました。
 昼食後、アエロエクスプレス・トレインで空港に向かい
午後の便で次の訪問地ストックホルムに飛び立ちました。夕方ストックホルムに到着した後は、夕食を摂るため、予定していたレストラン(ストックホルム市内で最高級といわれるホテルのレストラン)でバイキング形式の夕食を摂り、夕暮れ時の市内を撮影しながらホテルに戻りました
7/16
(木)
7日目 スウェーデン

(ストックホルム)

イギリス

(マンチェスター)
 7日目はストックホルム観光です。ストックホルムは2回目の訪問でしたが、前回とほとんど雰囲気は変わっていませんでした。朝は郊外電車でドロットニングホルム宮殿を訪れました。前回は時間の関係で散策できなかった庭園の外側にある林(実際はイギリス式庭園でした)の方まで散策しました。変わっていたのは、庭の手入れのためだったのか、庭園の一部に仕切があり入場が規制されていました。
見学後、市内に戻り、ノーベル賞授賞式が行われる市庁舎を訪れました。今回も英語によるガイドに従い内部を見学しましたが、今回も塔に昇るのはあきらめました。その後、旧市街ガムラ・スタンにある王宮、大聖堂を観光しました。
 夕方前にはこの地を後にし、次の訪問地を目指すべくアーランダ空港よりイギリス・マンチェスター行の便に乗りました。
 マンチェスターはあいにくの雨でしたが、この日はこの地で一泊し、疲れを癒しました
7/17
(金)
8日目 イギリス

(湖水地方)
8日目はマンチェスターより列車を乗り継ぎ湖水地方に向かいました。この日も雨でしたが、ウィンダミアの駅で列車を降りた後はチャーターしてあった車で湖水地方の景勝地(ウィンダミア湖、アンブルサイド、カークストーンパス峠)観光地(キャッスルリッグ・ストーン・サークル、グラスミア、コニストン湖、ハバースウェイト)を順次案内してもらいましたハバースウェイトからは蒸気機関車と蒸気船を乗り継いで(ハバースウェイトクルーズ)、ボウネスに向かい、ここでチャーター車に再度ピックアップしてもらい、ウィンダミア湖畔のホテルに案内してもらいました
7/18
(土)
9日目 イギリス

(湖水地方、
エジンバラ)
9日目の午前は、湖水地方の観光の続きです。雨こそ降っていませんでしたが、この日も天気はあまりよくありませんでした。この日のチャーター車は車もガイドも昨日とは異なっていました。最初に訪問したのはホークスヘッド次にエススウェイト湖を経由し、この日のハイライト、ヒル・トップ(ピーター・ラビットの物語の故郷)にあるビクトリア・ポターギャラリーを観光しました。
その後、アンブルサイドに戻り昼食を摂り、チャーター車でオクセンホルム・レイク・ディストリクトの駅まで送ってもらいました

そこからは鉄道でエジンバラに向かい、ホテルで一服した後、エジンバラ城スコッチウィスキー・エクスペリエンスを訪問しました。
 観光後の夕食は夕食はロイヤル・マイル近くのシーフードレストラン「クリーラース」で頂きました。レストランを出た時は9:00を回っていましたが、まだ十分な明るさが残っていました
7/19
(日)
10日目 イギリス

(ローモンド、スターリング、エジンバラ)

10日目はチャーター車で古城めぐりのドライブを楽しみました。湖水地方とは異なり配車された車は小型車で男4人の大人には窮屈でちょっと残念でした。訪れた観光地は、ローモンド湖、オー湖畔にあるキルカーン城、フォート・ウィリアム(ここで昼食を頂きましたが、地ビールを頼んだつもりがノンアルコールのビールでした)(new)ドラモンド城(庭園がきれいでした)(new)スターリング城(スコットランドで最も壮麗な城といわれているルネッサンス様式の城郭)(new)です。
 ドライブから戻った後は一服して夕食を食べるため街中に出ましたが、良いお店が見つからず、街を散策ただけでホテルに戻り、ホテルのレストランでいただきました(new)
7/20
(月)
11日目 イギリス

(エジンバラ)
スコットランド最終日はエジンバラ市内の名所旧跡を観光しました。最初に訪れたのはカールトン・ヒル、ここからのエジンバラの眺めを楽しみました(new)次にイギリス王室がスコットランドを訪れる時は滞在するというホリルードハウス宮殿を観光しました(new)。その後、ロイヤル・マイル ハイストリートにある聖ジャイルズ大聖堂を訪れました(new)。さらに、ザ・マウンドを通ってニュータウンへ向かいスコット・モニュメントに昇り、エジンバラ観光を終了しました。
 午後は帰国の途につきました。エアポートバスでエジンバラ空港まで行き、ロンドン行の飛行機に乗り、ロンドンで成田行の便に乗換えました
(new)
7/21
(火)
12日目 帰国 飛行機は順調なフライトで成田にはほぼ定刻に到着し、無事、今回の旅行を終えることができました。

今回観光および利用した主な都市

今回は以下の航空手段で往復・移動しました。

往路  東京(成田) -> フランクフルト 全日空NH209便(7/10 11:30->7/10 16:35)
フランクフルト -> サンクトペテルブルグ ルフトハンザLH3220便(7/10 18:30->7:10 23:10)
移動  モスクワ -> ストックホルム スカンジナビア航空SK731便(7/15 18:20->18:45)
ストックホルム -> マンチェスター スカンジナビア航空SK2549便(7/16 16:35->18:00)
復路 エジンバラ -> ロンドン ブリティッシュ・ミッドランド航空LD59便(7/20 14:55->16:25)
ロンドン -> 東京(成田) 全日空LH202便(7/20 19:35->7/21 15:20)
※時間は現地時間です。

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